| 不思議な話 |
私は今まで沢山のスピリチュアルな体験をしています。
スピリチュアルタロットカウンセラーとなる以前にも、不思議な体験をしています。
そんな中でも私以外にも多くの人が関わった不思議な体験を中心に、ここでは書き綴っていきたいと思います。
⇒出雲大社
⇒不思議な夢
⇒白い龍との出会い
⇒白龍
⇒白龍 続き
⇒父の手術
⇒お雛様
⇒不思議な事故
⇒不思議な事故の本当の意味
⇒私の事故
⇒不思議な夢
⇒不動明王様
⇒金龍と別の空間
⇒成田山新勝寺
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| 出雲大社 |
4月17日、私と娘は8時15分発出雲空港行きの飛行機に乗りました。
実はその日の朝、私も娘もなんか気乗りがしなかったのですが
出雲大社も初めてでしたので、頑張っていきました。
飛行機は小型のものでした。
その小型の飛行機を見て、私と娘の脳裏に過ったのは、
カナダで乗ったプロペラ機のことです。
凄く揺れて、墜落するのではないだろうか?
そんな苦い経験がありました。
まあ、JALだし、大丈夫でしょう。
そんな気持ちで飛行機に乗り込みました。
出雲に着くのは、予定では9時30分時ころだったと思います。
羽田を出たときは、くもり空でした。
でもフライトの途中で、機長のアナウンスが流れました。
「出雲上空周辺の気象状態があまりよくありません。
突風、雷が警戒されます。気流による大きな揺れにご注意下さい」
というものでした。
ええ?
揺れるの?
やっぱり?
なんて思いながら、でも出雲大社の神様に呼ばれているんだから
きっと無事に着陸できるよ、大丈夫。
なんて、気楽に考えていましたが、出雲上空に来ましたら
本当に飛行機が揺れるんです。
「只今、着陸の順番を待ち、出雲上空を旋回しています。
暫くお待ち下さい」
その15分後
「これより、着陸態勢に入ります。揺れますのでご注意下さい」
機長のアナウンスが流れ、いよいよ着陸態勢へ。
そして雲の上を飛んでいた飛行機は、雲の中へ。
ガタガタ!
揺れる〜〜。
きゃ〜〜!
雲を抜けて地上の風景が見える高度まで降りてきました。
そしてどんどん高度が下がっていく感覚がありまして
このまま着陸か〜と思ったその時、いきなりエンジン音が大きくなり、
再び機首は急速に上昇したのです。
グオ〜ン〜〜!って感じでした。
ジェットコースーターに乗っている感覚と同じです。
は、吐きそう、、、。
そして飛行機は再び雲の上に、、、。
機長のアナウンスによると、気流と天候の状態が悪いので、
着陸寸前に急速に上昇したということでした。
このまま30分ほど出雲上空で旋回し、天候の回復を待って
再び着陸体制に入るとのことでした。
飛行機は右回転で、出雲上空を旋回しています。
私と娘は顔を見合わせて
「あはは〜。まさか降りられないなんてないよね?」
な〜んて、話ていました。
「燃料は十分にあります。ご心配しないで下さい」
機長のアナウンス。
燃料、そうだよね。大丈夫なのかしらって、思っていたんだよ。
十分にあるんだ、良かった。
でも私は、このとき何を考えていたかというと、
このまま飛行機が墜落して死んでしまっても、
私にはなに一つ後悔や未練がないな〜ということでした。
出雲に着陸できなくて、このまま死んでしまっても、本当に
未練や悔いがないんです。
自分を内観して、びっくりしてしまいました。
それどころか、ここで娘と一緒に死ねるなら、
それこそ本望だとさえ思いました。
でも娘には、まだまだ使命があるんですよね。
ということは、この飛行機は墜落しないか。
では、着陸できないのかできるのか、それは
神様にお任せしよう。
神様のご意思にお任せしよう。
私はそんなことを考えて、セルフヒーリングをしていました。
そんな中、サードアイで見たのは、エメラルドグリーン色の
綺麗な光りでした。
凄く綺麗で、本当にエメラルドグリーン色で、キラキラ光っていて
自分で見ていても信じられませんでした。
その光りはずっと見えていました。
きっと、雲の上だったからクリアーに見えたのだと思います。
私の体は宇宙にいて、浮いています。
とても気持ちが良くて、本当にこのままずっとここにいたい。
そう思っていました。
ふと、下を見ると、宇宙の中で白く発光している美しい地球がありました。
青い海と白い雲。そして緑の大地。
地球って、なんて美しい星なんだろうか。
こんな美しい星は、宇宙中探しても絶対にないよね。
ああ、母なる地球。マザーアース。
貴方の力は偉大です。
私は地球に生まれたことに感謝します。
心から感謝します。
出雲上空を旋回している間、私はずっとセルフヒーリングをして
宇宙やマザーアースと話をしていました。
その時です。
不意に私の意識の中に入ってきたものがありました。
それは
白龍様でした。
巨大な白龍様です。
ずっと、飛行機が飛んでからもずっと、
私たちの飛行機と並ぶようにして、一緒に空を飛んでいたのです。
今までは気付きませんでした。
今も、飛行機と一緒に出雲上空を旋回しています。
白龍様が一緒にいたら、益々天候は荒れるよね?
やっぱり、、、。
そんなことを考えながら横を見ると、体調が悪いのか、
娘がずっと眠っています。
「大丈夫?」
「大丈夫じゃない〜。酔った〜。気持ち悪い〜。
もう〜、大国主様何とかして。せっかく出雲に来たのに〜・
頑張って着陸させて〜」
娘が乗りものに弱いことを、すっかり忘れていました。
「でもね〜。白(白龍)がいるからね〜。天候は回復しないかも」
「ええ?何で白(白龍)がいるの?私呼んでないよ。
だからこんなに天候が荒れているんだよ。もう〜」
このときの私たちは、せっかく楽しみで来たにのに、
出雲に降りれないことに、ムッとしていました。
そんなとき、二度目の着陸を試みるとの機長からのアナウンスが、、。
急速に下降して雲を付き抜け、地上が見えた!
着陸して〜と、私も娘も願いしました。
でも、直ぐに、飛行機の機首が再び急上昇〜〜!
ゴオオ〜〜!
エンジン音を聞き、まただめだったんだとわかりました。
飛行機は、再び雲の上〜〜。
「この機は、出雲への着陸を断念し、大阪伊丹空港に向かっています」
機長のアナウンスが流れました。
やっぱり、、、。
でもどうして?
せっかっくきたのに。
どうして着陸できないんだろう?
拒まれてるのかな?
でも、それだったらチケットは取れないし、邪魔が入るはずです。
どうゆうこと??
私と娘は、もうすっかり意気消沈でした。
大阪伊丹空港に着いたには12時ころだったと思います。
その後は、バスに乗って新大阪駅まで行き、
そこから新幹線で岡山まで行き、そこで乗り換え出雲まで。
出雲に到着するのが16時30分だと聞きました。
後、4時間以上もかかるの?
16時30分では、出雲大社に行けない、、。
出雲への飛行機も出ているけど、
今のように天候の具合で引き返す可能性があり、
しかも14時以降の便しか空いていないというのです。
悩んだ挙句、バスに乗り、とにかく出雲に行こう!
ということになり、バスを待つ列に並んでいました。
でもその時です。
私の直感が、バスに乗ってはだめというのです。
よく分からないけど、バスには乗らないで、、と。
「タクシーで行こう」
私は娘を連れて、タクシーに乗り込みました。
新大阪駅までは25分。
そのタクシーの中で、またしても私の直感が何かを訴えています。
「空港に戻ろう。飛行機で行こう。もし、降りれなかったら、
その時は諦めて羽田に帰ろう。飛行機で行こう」
私の意見にむすめも賛成してくれました。
そうして空港に着いた私たちは、
出雲までのチケットを買おうとしましたが、
夕方まで満席だというのです。
もう、無理だと思いました。
何だか全部塞がれてる、そう感じました。
羽田に帰るように、仕組まれている。
きっと、帰ったほうがいいんだ。
そう思いました。
「羽田までお願いします」
もう帰ろう、そう思ったのです。
すると、事情を知った航空会社は、
羽田から出雲の便の欠航証明書と羽田までのチケットまで
用意してくれました。
そして私たちは15時には羽田に戻ってきましたが、驚いたのは
これからでした。
欠航だからと言って、旅行代金が全額戻ってくるとは
思っていなかったのですが、なんと全額戻ってきたのです。
旅行会社に寄ったのですが、それが正解でした。
あの時、バスに乗っていたら、空港に引き返せませんでした。
タクシーだったから、引き返せました。
そしてきっと、4時間以上かけて出雲を目指していたと思います。
あの時、タクシーで引き返していなければ、今私たちは東京には
いません。
こうして、旅行代金を返してもらうこともできなかったのです。
不思議です。
まるで、飛行機に乗って出雲上空を旋回する旅に行ったような
感じです。
しかも私たちは、無料で飛行機に乗って、出雲上空を
旋回して無料で戻ってきたのです。
そして最も驚いたのは、家に着くのを待っていたかのように
娘が高熱で倒れたことでした。
熱を測ると、39度です。
いつの間に?
もしかしたらこの熱は、、、。
そうです。
ミューテーションです。
一体、どうゆうこと?
私の頭の中は、
またしても疑問でいっぱいになってしまいました。
高熱を発して苦しんでいる娘を前に、
私の頭は真っ白でした。
一体、今回の出雲の旅はどんな意味があったんだろう?
娘の熱は一向に下がりません。
私はヒーリングをしました。
すると、呼吸の荒いのが和らぎ、楽になってきました。
「少し楽になった、、」
娘はハーブティーを飲みながら、言いました。
私は、ちょっとだけ状況が読めてきました。
そして確かめるように、Divinerさんにお聞きしました。
すると、返ってきた答えは私の想像と同じ内容のものでした。
「今回の旅は、出雲上空を旋回するのが目的だったのでしょうね。
出雲上空に旋回していた時間を計算すると、最低でも
3〜4周は旋回していたと思われます。富士山ワークでも、
3〜4週も回れば、エネルギーが強すぎて誰だって倒れます。
今回の出雲は雲の上です。
エネルギーの強さは想像を超えます。
雲の上で3〜4週もすれば、熱が出て当然です」
「でも、私は平気なんですが、、」
「それは、清流さんがドラム缶だから平気だったんでしょう。
(注意・パイプの太さのことですよ。私の体型ではありません)」
「そうかもしれない、、、」
私は納得してしまいました。
そう考えると、出雲に行く前にアチューメントをしたのも、
ここに繋がってくる。
もしかしたら、このためにアチューメントをしたのかもしれない。
「普通だったら、出雲の、出雲大社の上空で
一時間も旋回なんて体験できませんよ。
できないことも無いけど、チャーターで幾らかかることか、、。
そうゆう意味では、貴重な体験です。意味があるのです」
「確かに、、、」
そういわれると、そうかもしれない。
こんな体験、一生に一度できるかできないか。
出雲の上空で旋回させるのが神仏の目的だったのなら、
今回の件は全て納得できる。
だから、飛行機代も無料だったし、旅行費用も全額戻ってきたんだ。
じゃあ、娘が熱を出したのも、必要なことなんだ。
出雲に行く前から、決まっていたことなのかもしれない。
その時、どうして出雲にいけなかったのかをMIKIちゃんに
チャネリングをお願いしたときの言葉を思い出しました。
ハイヤー・セルフからの私へのメッセージです。
「全てのことに意味があります。
あなたの意識している目的を超えたところに宇宙の意思があります。
神は全ての命を育み、愛し、慈しむと同時に、
何万人の命を一度に奪うこともできる。
それさえ、意思なのです。
神は神社の中にじっと座っていると思いますか?
参拝に訪れる人を楽しみに座って待っていると思いますか?
あなたが行くと決めた瞬間から既にその関係は始まっているのです。
あなたに起こることは、あなたに関係のあることです。
あなたの魂の学びに、あなたの意識している目的を超えたところに
神からの贈り物があるのです。
この出来事は贈り物なのです。
それを受け取ってください。
こだわりを捨てて、人知を超えた愛を受け取るのです。
あなたに必要な経験を与えられる以外に理由はないのです。
これはテストです。
あなたのリアクションを見ています」
というものでした。
私はこの言葉を、深くかみ締めました。
娘の熱は一向に下がらず、とても苦しそうでした。
「熱い!熱い!体が燃える!燃える〜」
そして激しい頭痛を訴えていましたので、
とりあえず頭痛薬を飲ませて様子を見ました。
体を触ると、本当に火が付いたかのように熱いのです。
体が燃えるように熱いのです。
39度の熱なんかじゃない。
普通の熱じゃない。
冷やさないとばめだわ。
本来、ミューテーションのときは、薬を飲んだり冷やしたりするのは
逆効果だと言われています。
でも今回の熱は、今までのミューテーションと違うと、
私は直感で思いました。
氷を買い、濡れたタオルで頭を冷やしました。
それでもだめなので、娘が小さい頃熱を出したときに
いつもやっていた方法で熱を下げようと思いました。
冷たい濡れタオルをビニールの袋に入れ、それを脇の下に挟み、
リンパ腺を冷やすのです。
「気持ちいい〜」
冷やし続けると、漸く娘の息は整い始めました。
「少し、よくなってきた、、」
まだ熱は下がっていませんでしたが、冷やしたことによって
頭痛も和らぎ、ハーブティーも飲めるようになってきました。
よかった。
熱はまだ下がりませんでしたが、冷やすのはもういいだろうと
判断しました。
驚いたことに、買ってきた氷があっという間に解けていました。
氷水の中でタオルを冷やし、そのタオルで冷やしていただけなのに
氷がなくなっていたのです。
私の手は、氷のようになってしまっていましたが、そんなことは
全然気になりませんでした。
そして暫くして、熱は平熱まで下がりました。
朝には、まだちょっとふらつくものの、
すっかり元気になっていました。
良かった。
それにしても、今回の出雲への旅は本当に
なんて未知との遭遇なんでしょうか?
まさかこんな結末がまっているなんて、
想像にもしていませんでした。
でも、あの時、出雲への旅を途中で断念して戻って来なければ、
娘は泊まる予定だった出雲の宿で高熱を発していたのです。
慣れない土地での発熱なんて、
考えただけでもめげてしまいます
しかも昨日(17日)からのこの天候です。
今度は出雲から戻って来れなかったかもしれません。
昨日(18日)は、東京上空が大荒れで、
突風が凄かったですよね。
あのとき、帰ってきて良かった。
私は心からそう思いました。
もしかしたら、出雲に行く前から、娘がミューテーションになって
熱を出すことが決まっていたのかもしれません。
こうなることが分かっていたから、どうしても出雲に行くことが
出来なかったのかもしれませんね。
MIKIちゃんからのメールで
ハイヤー・セルフからのメッセージを続けて受け取りました。
チャネリングをしてくれたそうです。
「出雲の上空に神様のアシュラム(家)があるそうです。
飛行機の中にいながら、次元を超えて、そこに招かれたようですよ。
凄い
金色の球体を見ませんでしたか?」
という内容のメールに、私は
「金色の球体というか、光りは見えました。とにかく、
今は眠いです。眠くて死にそう〜」
と返信をしました。
するとメールが来ました。
「眠っている間に、スピリットランドでのゲート(アーチ)を
潜るかもしれません
お祝いパレードが待っている
光りの球体は、大国主の神様のアシュラムの中央あたりにある、、。
と、言われました。
間違いなく、神様は2人のライトボディーをアシュラムに招き
変容のエネルギーを与えたと思います。
わ〜〜っ
なんてエキサイティング
おめでとう〜〜。
きっと、まだ続くのでお休みなさいませ〜」
という内容のものでした。
そうなのか〜。
あの時、飛行機の中で見ていたエメラルドクリーン色の光りや
球体は、神様のお家だよ〜っていう、一つのサインだったのね。
そうなんだ〜。
すご〜いい!!
娘にそのことを話しました。
すると、、、
「招いてくれるなら、ちゃんと気持ちよく過ごせるようにして
欲しいんだけど、、、。
飛行機酔いはするし、帰ってきて熱は出すし、、。
もうちょっと、優しくして欲しいんだけど、、、」
娘はちょっとムっとして言いました(笑い)
でも、確かに、、。
娘がそういうのも頷けます。
やっと取れた連休だったのにね〜。
何だか、可哀想〜。
でもきっと、
今回の旅の経験は、今後の私たちに必要なことだったんでしょう。
この経験が、未来のどんなことに必要なのかは、分かりませんが
それは、未来になって漸く分かることなのでしょう。
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| 不思議な夢 |
京都で一泊をしたホテルは、オークラホテルでした。
お部屋はお任せコースでしたので
一人、一泊朝食付き11300円。
オークラホテルにしてはお安い料金でしたので、
お部屋はきっと狭いのだろうと想像していたのですが、
なんと用意されたお部屋は南東から北西に窓がある、角部屋でした。
しかも14階!
シャワーブースもあり、
お部屋も広くてまるでスイートルームのようでした
ラッキーでした。
やっぱり、オークラっていいわ〜
などと、感心してしまいました。
しかも、朝日と夕日が大パノラマで見えるのです。
山々の景観が、壮観でした。
私はそれだけでも、十分に感動してしまいました。
そんな夜のことです。
時間は11時を回っていました。
娘と私は、ベットでずっと本を読んでいました。
なぜか京都に着いたとたん本が欲しくなり、
本屋に行き、2人でそれぞれ気に入った本を3〜4冊づつ買ったのです。
その後神社に行き、そしてホテルに帰ってからは
買ったその本をずっと読んでいました。
そんな中、急に眠くなりました。
「先に寝るね〜」
娘に声をかけ、私はベットにもぐりこみました。
それから直ぐに、
私の脳裏には一人の太った女性がでてきました。
とてもふくよかで、私をみて笑っています。
私がヒーリングをしようとしているようなのですが、
その女性はニコニコとして私の手を離さないのです。
「京都に行ってきたのですね〜。いいですね〜。
この手は、とても御神気に溢れていていいわね〜。本当にいいわね〜」
と、言っては、私の手を撫でるのです。
初めてのクライアントさんなのに、
どうして私が京都に行ってきたことを知っているんだろう?
ああ、ブログを読んだんだ。
そんなことを考えながら、ヒーリングをしようとしますが、
その女性は一向に私の手を離してくれないのです。
それどころか、私の唇に触れようとしました。
「神様の御神気いいな〜。
神様の御神気を私にも少し分けてください〜」
と、言って自分の唇を押し付けてくるのです。
私は慌ててその女性の体を両手で押しのけました。
が、その女性の体が通り抜けてしまい、
私はその瞬間、目を覚ましたのです。
「、、、、、、??」
隣のベットでは、娘がまだ本を読んでいました。
「今のは、なに??」
私は辺りを見回しましたが、誰もいません。
でも余りに、リアルな感触でした。
誰だろう?
どこかの神様かな〜?
とてもぽっちゃりとしてふくよかな女性だったけど〜?
最後に、神泉園に寄ったからかな〜?
そんなことを思いましたが、
私はそのまま眠ってしまいました。
そしてその日の朝方、私はとても不思議な夢を見たのです。
私は別の世界にいます。
そこがどこなのか、分かりません。
でも、広い座敷の中には
平安時代に作られたような見事な美しい調度品と、
十二単が展示されるように並んでいます。
私がそこにいて調度品を見つめていると、
誰かの声で座敷を掃除して綺麗にするように言われました。
私は言われるがままに座敷を掃除しました。
十二単の衿を合わせ裾を直します。
座敷が綺麗になると、私は襖を開けました。
そこにも部屋がありました。
でもその座敷には人が大勢いて、
楽しそうに宴を楽しんでいました。
私はこの部屋も掃除をしなければいけないのだと思いました。
「あの〜、ちょっと手伝って欲しいのですが〜?」
と、言っても、誰も見向きもしてくれません。
私は一人でやるしかないんだと思い、座敷の掃除を始めました。
やっと、綺麗になりました。
一息つき、私は次の襖を開けました。
また広く豪華な座敷があります。私は次の襖も開けました。
また座敷があります。次の襖を開けます。また座敷です。
そんなことを何十回か繰り返していますが、
襖は延々と私の目にあるのです。
この家は一体どうなっているの?
座敷は、延々とあるような気がしました。
私はこれは一人では無理だと思い、
ひとまず一番最初に掃除をした部屋に戻りました。
すると、きちんと掃除をしていたのに、
座敷の中は汚れていました。
十二単の襟や裾も乱れていました。
私は慌てて十二単の衿や裾を直し、掃除をしました。
誰がこんな酷いことをするんだろう?
私は、滅入ってしまいました。
それでも私は、飾られている美しい十二単の衿や裾を直し、
座敷を掃除して、再び襖を開けて奥の部屋を掃除します。
誰も手伝ってくれる人はいません。
襖を開けても、そこにいる大勢の人たちは楽しそうに宴に興じていて、
誰も私の手伝いをしてくれないのです。
でも、私は一生懸命に座敷を掃除して、次の襖を開けます。
でもやはり、襖の奥には次の座敷があり、四方の襖を開けると
また座敷が存在していました。
延々に続いているような気がしました。
もう疲れきってしまった私は、再び一番最初に掃除をした
十二単が飾ってある座敷に戻りました。
するとどうでしょう。
またしても座敷の中は汚れていて、十二単の着物は乱れていました。
あんなに一生懸命に掃除をしたのに、、、。
どうして?
どうして誰も手伝ってくれないの?
私は愕然としてしまって、座敷の隅に座り込んでしまいました。
一体いつまで続くんだろう、、。
私は永遠にこの作業をしているんだろうか?
あの座敷は、一体何処まで続いているんだろう?
私は、自分の何を信じて進めば良いのだろうか?
私は、自分の中の何かが
プチっと切れてしまったような気がしました。
そして今までずっと堪えてきたものが
雪崩のように自分の中で崩れてしまうのを感じました。
ずっと一人で自分を支えてきましたが、
もう支えられませんでした。
心の中の光の柱が、折れてしまったような気がしました。
悲しくて切なくて、辛くて苦しくて、
声を上げてオイオイと泣き崩れてしまいました。
そんなときです。
今までは誰も私に気づかず、声もかけてくれなかったのに、
突然襖が開いたのです。
襖が開いたところには、一人の和尚様が立っていました。
着ているものもキラキラ光輝くという雰囲気ではなく、
袈裟が僅かに黄色の色の着物を着ている和尚様は、
とても質素な感じでした。
一見すると、小柄な年老いた和尚様でした。
でも全身からは生気が溢れ、顔はとてもにこやかに笑っているのです。
和尚様は手に、
真っ白い筆の毛がとても長くなったようなものを持っていました。
「ほほほ、、、。さてさて、どうした?何を嘆いている?もう降参か?」
そう言って、にっこりと笑いながら、和尚様が私の近くに来ます。
私は和尚様を見つめながら、更に泣いてしまいました。
和尚様は泣いている私を見下ろし、そして言いました。
「そなたでも無理か? やはり無理か、、仕方あるまい」
とても残念そうに、そう言うのです。
私は今のこの掃除が嫌で泣いているわけではありませんでした。
何を信じて進んだらいいのか、分からなくなってしまったのです。
「私は、掃除が嫌で泣いているのではありません。
何を信じて自分を律していけばよいのか、
分からなくなってしまって、それで泣いているのです。
修験者には行があり、学ぶべき師がいます。
僧侶には禅があり、はやり道しるべとなる師がおります。
でも私には誰もいません。何を信じて自分を律し、
何を目指したらいいのか、分からなくなってしまったのです。
それで泣いているのです」
私は泣きながらそういいました。
無限に広がる座敷の世界にいて、
自分は何を信じていいのか、分からなくなってしまったのです。
きちんとやったつもりでも、帰ってみると、
最初の部屋が乱れている。
私の出発した最初の座敷が乱れている。
誰が乱したのかもわからない。
どうして乱れてしまったのかも、分からない。
誰も助けてくれない。
誰にも相談もできない。
そんな中で、
私は自分を律する手段が分からなくなってしまったのです。
私の心には不安だけがあって、確かなものが何もありませんでした。
そうしてオイオイと声を上げて泣いている私に、和尚様は言いました。
「今の自分ができることをすればよい」
その言葉に、私は泣くのを止めて、思わず和尚様を見つめました。
「そなたが学ぶ世界は、限りなく広く、そして深い。
限りがないのだ」
限りが、ない?
その言葉に、私は体がふわっと浮くのを感じました。
和尚様の凛とした声が響きます。
「限りのない世界で迷ってはならぬ。
そなたは、自分ができることをすればよい。
自分ができることをするのだ。
よいな?今の自分ができることをするのだぞ、、」
何度も和尚様が言います。
私はその言葉に
「はい。はい、、」
と涙ながらに言って頷きます。
和尚様の言葉は、何度も私の頭の中で繰り返されていました。
「はい、分かりました、はい、、、」
私は何度も返事をして、そのまま目を覚ましました。
私はベットの上で、ポロポロっと涙を流して泣いていました。
今の今まで、和尚様の慈愛に満ちた声が聞こえていました。
まだ、耳に残っています。
私を見守っていてくれるような、無限の愛情に満ちた声でした。
私は涙を流したまま起き上がり、
東の山々が見える窓に行きました。
釈迦ヶ岳から朝日が昇る直前でした。
東の空がピンク色に染まり、雲を輝かせて朝日が昇ってきます。
私はその朝日を見つめながら、
和尚様に言われたことを繰り返し言葉にしていました。
「自分ができることをすればいい。
今の自分ができることをすればいいんだ。
無理に襖を開ける必要もなく、
今、無限の世界を知る必要もないんだ。
今は、私ができることを精一杯すればいい」
自分を律する方法が分からなくなっていた私の淀んでいた心に
今、見ているような美しい朝日が
光輝きながら登ったような瞬間でした。
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| 白い龍との出会い |
私が始めて巨大な白龍の映像を見たのは今年の3月13日のことでした。
その日、私は家にいました。
時間は朝の9時30分ころだったと思います。
突然、私の思考の中に広大な湖がビジョンとして現れました。
深くて冷たいイメージの湖です。
その湖を取り巻く自然は全く壊された様子がなかったので、太古の湖なのだと思いました。
湖の水が、いきなり吹き上がり、その飛沫が私の体にまで掛かりました。
バシャー!!
水飛沫の音まで聞こえます。
私はそのビジョンをじっと見ていました。
水飛沫の中から、一匹の巨大な白龍が姿を現しました。
湖の中から天に向かって一直線に昇っていくのです。
私はその光景に、思わず息を飲みました。
現れた白龍の体は白く発光していました。
白龍は私の前にくるとそのままぐるぐるっととぐろを巻き、神秘的なその姿を私に見せてくれました。
シュー、シュー、、、、。
白龍の体を取り巻いている巨大な気が、音を立てているのが聞こえます。
白龍はとても雄雄しく、凛凛しく、そして見るものを圧倒する恐ろしさと気品に満ちていました。
「白龍様だ、、、」
私はどうしていいのか分からず、そのままじっとしていました。
白龍は、鋭く全てを見通してしまうかのような冷淡な紫がかった青い瞳で私をじっと見ていました。
な、何が起きるんだろう?
白龍は私をじっと見つめていました。
何かをするわけでもなく、何かを言うでもなく。
ただじっと、冷静に、冷淡に、微動だにせず、紫がかった青い瞳で私を見つめているのです。
「わ、私に何か御用でしょうか?」
思わず聞きましたが、何も答えません。
ただじっと、私を見ているだけでした。
気品と美しさを恐ろしさを兼ね備えた白龍は、何かを確信したのか、いきなり私の部屋の天井をグルグルと回り始めたのです。
巨大な白龍が天井を這うと、狭い私の家の天井はピキピキっと音を立てます。
ビキビキっと、壁が音を立てます。
このままでは家が壊れてしまうかも。
そう感じた私は「もうちょっと、小さくなって欲しいのですが」と思わず言いました。
するとその声が聞こえたのか、白龍はシューっと小さく姿を変えたのです。
その大きさは、浮き輪ぐらいの大きさだったと思います。
そして白龍は、私の頭の上に来ると、時計周りにグルグルと回り始めたのです。
シュールー、シュールー〜。
白龍が私の頭の上でグルグルと輪を造るように回る度に、銀色の水飛沫が白龍の体から飛んで私の体に掛かるのです。
私はその水飛沫の冷たさも感じていました。
グルグルと白龍はずっと回っています。
「、、、、、、」
私はどうしていいのか分からないまま、その銀色に光輝く水飛沫を浴びていました。
その間の時間は大体、30分ほどだったと思います。
そして10時くらいになったとき、白龍は突然姿を消したのです。
余りにも突然の出来事に、私は夢か幻を見ていたのかしら、、、、と、思いました。
でも本当にいらしたのかもしれませんね。
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| 白龍 |
私は白龍とはご縁があるようです。
最初に初めて箱根の九頭竜神社に行ったときのこと。
白龍のお社の前で、巨大な白龍を見ました。
その白龍は太古の昔から存在しているような、とても崇高なエネルギーを感じました。一切何も語らず、何をするでもなく、ただじっと巨大な体をグルグルと巻き、冴えた冷たいとも取れる青い瞳でこちらを見ているのです。
現世利益的な動きのある龍神様ではなく、人間の生き様をじっと見ている、こちらの魂そのものを見抜いてしまう、そんな白龍でした。
その白龍が突然に私の家に登場するのですが、それは別のブログに書きます。
私が運命の出会いをした水晶を買った日にちが11日だったことを覚えていますか?
ブログにも書きましたが、その日はちょうど日食の日で、日本では新月でした。
水晶を買った夜、東京の街は大雨と雷で凄かったことも覚えていますか?
その夜、実はその白龍が東京の空に出現していました。
私のイメージの中に白龍が入ってきてしまって、何事??と、ちょっと大変だったのですが、どうやら私が買ってきた水晶が欲しいようなのです。
始めはそのことに気付かなかったのですが、、、、。
目を閉じて自分を内観すると、私はいつも湖の上に浮いています。
冷たく大きな湖にはまだ何の生物も存在していません。
その上に浮いている私は、いつも天女のような姿をして、ただじっとその湖に浮いているのです。
でもその日の私の姿は違いました。
私の周りを巨大な竜巻が取り囲み、その竜巻と一緒に上昇と下降を繰り返しながらあの白龍が巨大な体をしならせながら、天空を飛んでいました。
湖の水面は大きく波が立ち、竜巻は水を巻き上げてしまいます。
そのイメージが入ってきたときに、私はあまりの凄まじい光景に思わず目を開けてしまいました。
一体どうしたんでしょう、白龍?
いつもは全く微動だにせず、瞬き一つしないで冷淡な瞳でこちらを見ていたのに。
これでは東京の街がバケツをひっくり返したように土砂降りになるのも頷ける。
一体どうしたの?白龍?何があったの?
私は心の中で尋ねると、白龍は足の長い爪のに何かを大事そうに持っているのが分かりました。
それは直ぐに宝玉だと分かりましたが、その宝玉は今までみたこともないような光を放っていました。
閃光のような光で、思わず目を逸らすほどです。
その宝玉は私が買ってきたあの水晶だと直ぐに分かりました。
「あの水晶が欲しいの?」
私は思わず呟きました。
すると白龍は動きを止めて、いつものように冷静にこちらをみるようになったのです。
私は実際に目の前にある、ずっしりと重い水晶を手のひらに乗せるとそのままイメージの中の白龍に差し出しました。
「差し上げますよ」
私が水晶を差し出すと、白龍の爪の中で輝いていた宝玉が一際輝きを増して光りました。
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| 白龍 続き |
前回の続きです。
白龍は、私が差し出した水晶を冴えた青い瞳でじっと見つめました。
そしてその水晶を受け取ったのか、直ぐにおとなしくなりました。
私の目の前で、いつもの「静」の白龍に戻ったのです。
白龍の爪の中にある宝玉が、白銀に光りました。
すると、ここから本当に驚いてしまったのですが、いつもは決して私に近づいてこない白龍が、水晶のお礼を言うかのように私に大きな頭を摺り寄せてきたのです。
私はそんな白龍が信じられませんでしたが、大きな白龍の頭をそっと手で撫でました。
古の威厳さと風格と神々しさを備えた白龍の感触は、想像以上に優しいものでした。
もっと鱗で硬いのかな?と思っていてのですが、全然そんなことはありませんでした。
真っ白いと思っていた鱗が、実は薄いピンク色と白い色で絶妙に白光していることにこのときに気付きました。
そして、鱗の間からはふわふわの柔らかい毛が所々に生えていて、その毛は真っ白なのです。
神々しく、雄雄しく美しい姿。
長く鋭く尖っている二本の角。
大きな口の周りに生えている何本もの長い髭。
荒々しくそして冴えている青い瞳。
私はそれを確かめるように、両手で触りました。
本当だわ!
白龍がここにいる!
本当にいる!!
私は嬉しくなってしまって、思わず白龍の頭に抱きついてしまいました。
でも抱きつくというかんじではなく、白龍の右の頬辺りにピタッと張り付いているような、そんな感じでした。
それほど白龍は大きかったです。何だかここまで書くと、SFの世界ですよね?
もしかしたら、私にだけ見える白龍かもしれません。
想像だけの幻かもしれません。
でも、私は今でもはっきりと覚えています。
あのときに触った白龍の感触を。
さて、実はこの先にも話の続きはあるのですが、これ以上書くと「清流さん、頭大丈夫ですか?」と、心配されてしまい、カウンセリング依頼が減ってしまうかもしれませんので、この辺りで止めておきます。
その後、私と白龍が何処に行ったのかは、皆さんのご想像にお任せしますね。
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| 父の手術 |
今から、10年ほど前になります。
私の義理の父が心臓の血管を風船で膨らませる手術を受けることになりました。
手術自体は全く難しいものではなく、一時間ほどで終わりますよ〜と言う感じでした。
私も母もそれほど心配はしていませんでした。
手術を三日後にひかえたある日のこと。
叔母が遊びに来ました。
叔母は、実は霊感がとても強い人なのです。
私の部屋はいつも叔母が自転車を停める横にあったので、叔母が来たのが直ぐに分かったのですが、その日はいつまでたっても玄関から入ってきません。
あれ?? 帰ったのかな?
不思議に思って私が自転車をおいたであろう場所を見たのですが、
叔母の自転車はありませんでした。
あれれ??今、叔母ちゃん来たのに、もう帰っちゃったのかしら??
私が母に聞くと、母は叔母がきたことを知りませんでした。
何かあったのかと思い、母が叔母に電話をすると、叔母は意味不明のことを言うのです。
「今、お前の家の前に自転車を停めようとしたら、どこからか声がしたよ。ぽっくりいくぞ、ぽっくりいくぞって。嫌だな、誰がそんな縁起の悪いことを言っているの?と思って回りを見ても誰もいない。それでまた、ぽっくりいくぞ、ぽっくりいくぞって何度も声がしたから、もう気持ち悪いから帰ってきたんだ」
と、叔母が言うのです。
私と母はその話を聞いて、思わず笑ってしまいました。
誰がそんなことを言っているの??失礼な!!
なーんて、ちょっとふざけて笑っていたのです。
でも、私は笑いながら内心では「まさかね〜」と思っていました。
三日後に父の手術だし、まさかね。
そんなことがあった二日後、父が入院しました。
明日は手術です。
私と母は父を病院に送った後、抹茶を立ててお茶を飲みました。
この頃、我が家のブームで抹茶を立ててお茶を飲んでいたので、
自分の茶碗を持っていました。
九谷焼とか、ちょっと詳しくはわかりませんでしたが、
父の茶碗はかなり高いものだったと記憶しています。
お茶を飲んだ後、私は自分の茶碗を洗い、戸棚に入れようとしました。
その時のことです。
私は全く父の茶碗には触れていませんでした。
父の茶碗の上に重ねようとしたとき、父の茶碗が何か見えない力によって、
まるでスローモーションのように私の目の前に落ちていったのです。
その様子は、本当にスローモーションのようでした。
そして茶碗はそのまま床に落ちると、真っ二つに割れてしまったのです。
一片も全く欠けることなく、本当に鋭い刀で一刀両断にしたように、
父の茶碗は真二つに割れてしまいました。
私はその茶碗を見て、先日、叔母が言っていたことを思い出しました。
ぽっくりいくぞ、ぽっくりいくぞ。
た、大変だ!! 私はその茶碗を母に見せました。
もしかしたら、今度の手術は危ないかもしれない」
私が言うと、母は愕然としました。 真二つに割れた茶碗を見た母の顔は真っ青です。
「どうしよう、危ないって」
「お不動さんに行こう!住職にお願いしよう!!お不動さんにお願いしよう!!」
わたしと母は、その頃信仰が深かった不動明王様を奉っている寺に急いでいきました。
そして事情を話し、病気回復祈願を行ったのです。
護摩の焚きあがる炎を見つめて、私と母は懸命に祈りました。
そして手術にの当日に着る肌着を、護摩の炎に潜らせたのです。
「実は、先日お父様が挨拶に伺われたとき、お顔を見て私ももしかしたら、と思っていたのです」
護摩祈願が終わった後、住職が言いました。
「そ、そうですか?!」
私と母が驚いて聞くと、住職は静かに話してくれました。
「こんなことを申し上げてはいけないのですが、とても嫌な予感がしていたのです。
ですので、今回こうして来ていただいて本当に良かったと思っているのです。
これもお不動様のお導きかもしれません」
私と母は、思わず息を飲んでしまいました。
そして手術当日のことです。
私と母が驚くことが起きるのです。
私と母は早めに病室を訪れました。
父は前日からの絶食で、ちょっと元気がありませんでした。
私と母は茶碗のことは父には話しませんでした。
手術が始まりました。
順調に時間が進み、もう直ぐ終わる予定の時間だと思ったとき、
看護師の一人が慌てた様子で手術室から出てきました。
「ご家族の方ですか?」
「は、はい!」
「こちらへ入って下さい!早く!」
私と母は顔を見合わせて、背筋を震わせました。
ICUに入ると、父が真っ青な顔で酸素マスクをつけていました。
手術は終わったのですが、終わったとたんに血圧が急激に下がり、
現在は意識がないとのことでした。
どうしてこんなことになったのか、手術をした医師も分からない様子でした。
私と母は、本当にあの茶碗のようになってしまかもしれない。
そう思いました。
それから暫くして、父の様子が急に安定してきました。
血圧が正常に戻ったのです。
「もう大丈夫でしょう」
医師の言葉に、私と母は本当にほっとしました。
良かった!!
それにしても、どうして急に父の容態が悪くなり、そして回復したのでしょうか?
私はそのことが気になっていましたが、父が助かったことに気をとられていました。
そして次の日のこと。
先日の、霊感がとても強い叔母がお見舞いを持って家にやってきました。
叔母はとても不思議そうな顔をしていました。
「手術のとき、何か大変なことはなかったかい?」
叔母は直ぐにそう聞きました。
父の血圧が下がって意識がなかったことは誰に話していなかったのに、
なぜ知っているのでしょうか?
私と母は顔を見合わせました。
「それがね、本当は危なかったのよ。本人には言ってないけど」
「やっぱり!!」
叔母は、大きく頷きながら話を始めました。
手術の時間、叔母はちょうど昼寝をしていたそうです。
農家なので、昼寝をするのが当たり前になっていたのですが、その時はとてもリアルな夢を見たそうです。 父が真っ白い布団に寝ています。 よく見ると、父は意識がありませんでした。そんな父の前で必死に大麻を振り、般若心経を上げている一人の女の修験者がいました。
その修験者は、お不動様のお寺で修行をしている修験者さんで、叔母や父とはとても仲が良かったのです。 修験者が必死に大麻を振り、何かから父を守っている様子でした。黒い影が、父の側に近寄ろうとしています。
その黒い影を払おうとして、修験者の女性が必死に声を張り上げ、大麻を振ります。黒い 影はその大麻をよけるように退きますが、また直ぐに父に近づこうとするのです。
修験者対黒い影。 修験者の力が弱まったと感じた叔母は、堪らず叫んだそうです。
一向に怯まない黒い影の様子を見て大声で一喝しました。
「こらー!!!何しるんだー!!!去れー!!!」
叔母が大声で一喝すると、黒い影は一斉に散ったといっていました。
私はその話を聞いて、全てを理解しました。
叔母が見た夢は、夢ではなくきっと違う次元で起こっていた事実なのです。
私は叔母の不思議な力に、思わず感謝しました。
その時、一本の電話が鳴りました。
今話しをしていた修験者さんからでした。手術の結果を聞いてきたのです。
その時、修験者の女性から信じられない言葉を聞きました。
「昨日の手術の間中、私は般若心経を上げてお不動様にどうか助けて欲しいと祈願していたのですが、**さんの様態はいかがですか?」
修験者の女性は、ずっと父の為に祈願をしていてくれたのです。 私はその偶然を目の当たりにして、思わず言葉を失いました。
何度もの偶然が重なって、父は命を助けてもらったのでしょう。
そしてこの話には、まだ続きがあるのです。
父が退院して家に帰ってきました。
神棚に両手を合わせ、無事に帰って来たことに感謝をしていたとき、
父が不思議そうに言いました。
「あれは夢だったのかな〜?」
「何のこと?」
「手術の間、夢を見ていた。夢の中で俺は急に息が苦しくなって、このままもうだめだと思った瞬間、目の前に大きなお不動様が現れた。そうしたら急に息が楽になった。本当に不思議な夢だったよ」
父の言葉に、私はもう驚きませんでした。
世の中、 不思議なこともあるようです。
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| お雛様 |
これから書きますお話は、娘の話です。
「お雛様」
小さいころ、田舎ではアイスホッケーが流行っておりました。
娘もはまっていました。
そのアイスホッケーの遠征試合の時に事件は起きました。
私はその試合には付き添いませんでした。
この話は、付き添いのお母さんから聞いた話です。
試合中、娘が体格のいい男の選手にもろに体当たりされ、そのまま首から氷に叩きつけられ、失神状態になってしまったのです。
試合は中断、ロッカールームに運ばれた娘は、ドクターの診察を受けました。
ドクターも付き添いのお母さんも顔が真っ青です。。
首から落ちた娘のその姿は、一瞬息が止まるくらい凄かったそうです。
これは大変だ! もしかしたら首が折れてるかもしれない。 誰もがそう思ったそうです。
娘の意識は戻りましたが、まだ、ぼーっとしています。
「首は曲がる?どこか痛いところはない?」
ドクターが娘の首を心配して触っていきます。
娘は何も答えません。
このときは首がとても痛くて堪らなかったそうです。
もしかしたら、折れちゃったかも。
そう思ったと後で話してくれました。
ドクターは娘の首を動かないように固定し、そのまま病院へ。
そして検査の結果、骨に異常はありませんでした。
娘が帰ってきたとき、その話を聞いて私はそれほど重大なことだとは思いませんでした。
試合から帰ってきた娘はとても元気で、
首から氷の上に落ちたとはとても思えなかったのです。
家の中を走り回っています。
付き添いのお母さんは、娘に何かあったら私は生きて帰れないと、真剣に思ったそうです。
「大丈夫よ!あんなに元気だもの」
私は、なんら気にせず、そのまま2ヶ月が経ちました。
春。
おひな祭りです。
お雛様を出さなくては。
私と娘と祖母で、お雛様を出していました。
毎年出して飾っているお雛様は、七段飾りです。
飾るのは、半日掛かりますが、私たちはとても楽しくお雛様を出していました。
そんな時です。
突然、祖母の叫び声がしました。
「ああ〜〜!」
「どうしたの?」
私は叫び声にびっくりして祖母に近づきました。
祖母が手に持っているのは、首が大きく右に曲がったお雛様だったのです。
私はそのお雛様を見て、心臓が止まるくらい驚いてしまいました。
昨年、飾ったときには何もなかったのに。
ちゃんと一体づつ、箱に入れて仕舞っておいたので、
何かにぶつかって曲がったとは考えられませんでした。
でも、私が手にとって見たお雛様の首は、確かに大きく右に曲がっているのです。
折れているのではなく、ぐねっと、何かの力によって折り曲げられた。
そんな感じでした。
「どうしたんだろうね、このお雛様は? まるで、何かの身代わりのようになってるよ」
祖母の言葉に私は「あっ!!」と叫びました。
そうです。
あのときの、娘の身代わりになってくれたのです。
アイスホッケーの試合のとき、本当は娘の首が負傷していたかもしれないのに、お雛様が娘の身代わりになって助けてくれたのです。
あの時は笑っていたけど、本当はとても大きな事故になるところだったのかもしれません。
このお雛様がいなかったら、どうなっていたことか。
家の中を元気に走り回っている娘を見て、
私は思わず首が曲がっているお雛様を抱きしめました。
娘を守ってくださって、ありがとうございます。
何度も何度も、心の中で私は呟きました。
首が曲がってしまったお雛様は、今も私の実家にあります。
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| 不思議な事故 |
これも娘の身に起こったお話です。
娘が高校二年生の時のこと。
朝、いつものように自転車で学校に出掛けました。
でもその日の朝は、何だかちょっと嫌な予感がありました。
「いってきます」
娘が元気に自転車に乗って出掛けた後、私は暫く見送りをしていました。
う〜ん、なんでしょう??
ちょっとヘンな感じがしました。
暫くして私が家の中に入ると、聞きなれない変な音がします。
ギコ、ギコ。
なんだろう?
私は慌てて玄関から外にでました。
そこには、ボロボロの壊れてしまった自転車を何とかひきずりながら、
歩いてくる娘の姿がありました。
そしてその後ろには、見たこともないサラリーマンの男性が
真っ青な顔をして震えて立っていました。
「ど、どうしたの??」
私が駆け寄って聞くと、娘は笑いながら言いました。
「今ね、私ね、車に跳ねられたみたい」
「ええ〜?!」
私は全身から血の気が引くのが分かりました。
何を言ってるの??
車に跳ねられたって、一体どうゆうこと??
「す、すみません!娘さんが走っているのが分からなくて、車で跳ねてしまって!」
サラリーマンの男性はそこまで言うと、
気が動転しているのか、後の言葉はでませんでした。
真っ青な顔で震えています。
「け、警察には電話しました。もう直ぐ救急車も来ると思います!
でも娘さんがこのまま学校に行くと言ってます」
男性の言葉に、私は仰天してしまいました。
「だ、大丈夫なの??今、跳ねられたって」
「うん、なんかそうみたいだけど、私は跳ねられた記憶がないんだよ〜〜。
気づいたら道路に転がってた。
膝はちょっと痛いけど、なんともないよ」
娘はそんなことを言ってますが、車で娘を跳ねた男性は大騒ぎです。
「僕の車のボンネットは酷く壊れていますから、絶対に跳ねてます!!
その時5メートル以上は飛ばされていて。
そのまま道路に!だから早く病院に行ったほうがいいです!!
そうしてください!!」
男性はそう言って、携帯を握り締めて震える手でどこかに電話をしています。
そんなことをしていると、パトカーが来て警察が降りてきました。
娘が跳ねられた場所は直ぐに近くでした。
「娘さんは大丈夫ですか?怪我は??救急車は直ぐにきますよ」
警察も来て、その場は騒然となりましたが、娘は全く元気でした。
それどころか、こんな大騒ぎになってしまって申し訳なさそうにしています。
そんな娘の様子を見て、娘を跳ねた男性はとても信じられない?というような顔で、警察に事情を説明しています。
救急車が来たので、検査をする為に病院へ。
でも、全身くまなく検査をしましたが、不思議なことにどこにも異常がなかったのです。
5メートル以上も飛ばされ、全身を激しくアスファルトに打ち付けたのに、
どこも何ともないのです。
太ももと足を擦りむいた程度でした。
自転車は見るも無残な姿になっているのに。
治療した医者も
「君は、本当に車に跳ねられたの??」
と、不思議そうに何度も聞いています。
娘は事故の状況を警察に聞かれましたが、娘の答えは
「覚えていません」でした。
なぜ覚えていないのでしょう??
不思議ですね?
そして、奇跡的にどうして擦り傷程度の怪我ですんだのでしょうか?
(後で聞いた話ですが、車の修理費に20万円ほどかかったそうです)
跳ねた車はボンネットを破損して大変なことになっているのに。
高校の入学祝いで買ってあげた、電動自転車(高かったのに、、)は
ボロボロになり、そのまま廃棄処分になってしまいました。
娘は、未だに車に跳ねられた前後の記憶がまるでないのです。
本当にこのときは、見えない力って本当にあるのね。
神様って本当にいるのだわ。
そう思いました。
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| 不思議な事故の本当の意味 |
実は、不思議な事故のお話には、とても深い意味がありました。
その時は分からなかったのですが、最近になって納得しました。
娘が自転車に乗っていて事故にあったとき、私はある選択を迫られていました。
それは、40年間暮らした住み慣れた田舎に残って頑張るか、
それとも今ある全てを捨てて、新天地でもう一度人生を最初からやり直すか。
その選択でした。
私はずっと心の中で迷っていました。
でも状況的にその答えは早く出さなければいけませんでした。
このまま田舎に残ったらどうなるか?
金銭的に楽かもしれないけど、精神的にはかなりきつい。
耐えられないかもしれない。
だが、娘が高校2年生の大事なこのときに、本当に動いてしまっていいのだろうか?
娘のことを考えたら、もう一年、このまま田舎で頑張るべきではないのだろうか?
担任の先生に相談すると、やはりもう一年はこのまま同じ高校にいた方が進学のときのためにもいいでしょうと、動くことを否定されました。
その頃の私には様々な難問が降りかかり、正直、もうこれ以上生きるのは難しいかもしれないと、考えたことを今でも覚えています。
もうこれ以上生きていて、一体何の意味があるのだろうと思いつめました。
そんな人生の転換期に起こった、娘の事故でした。
娘の事故の後、私は娘が生きていることへの感謝と同時に、
なぜこんなにも神様は私たちを苛めるのだろうか??と、考えました。
火山が噴火したみたいに、私には悲しみと困難の火の粉が降っていました。
私は何も悪いことはしていないのに、正直に、ただ一生懸命に生きていただけなのに、
なぜ神様は次々と私に人の何倍もの困難と苦痛を与えるのか、
私は本当に分かりませんでした。
一体私が何をしたのだろうか?
でもどんなに悩んでも、どんなに苦しんでも、
目の前の困難や苦痛を取り除くのは私しかいません。
しかも離婚している私は、一人で娘を守らなくてはならないのです。
私はとにかく、娘を守らなければ!!
私の機能停止状態だった第六感に働きかけたのは、
そう、娘の事故だったのです。
娘のあの事故で、私は命のありがたみを知ったのです。
娘が生きていた喜びを感じることができました。
あの事故がなかったら、私は今ある全てを捨ててもう一度新天地でやり直そうとは思わなかったと思います。
そうです。
今のタロットカウンセラーとしての私は存在していないことになるのです。
そしてその時の辛い経験があったからこそ、感覚が研ぎ澄まされた今の私がいるのです。スピリチュアルタロットカウンセラーとしての私がいるのです。
そう考えると、実に巧妙に人生に組み込まれている事故だったと思いませんか?
実はあの事故は、選択に迷っていた私が娘を連れて東京に向かわせる為の、神様が私の人生に組み込んでいたアクシデントだったのです。
私はそのことに最近気づきました。
そうゆうことなのか、と。
つまり、人生の転機や転換期は誰にでも起こることです。
今現実に、起こっていると感じている方もいらっしゃるかも知れません。
でも大抵の場合は、その転換期のはじめは良いことばかりではないということなのです。
転換期の最初の一歩は、一見、とても不幸で困難に思えることが多いのです。
そしてもしかしたら、目の前の今の不幸は実際には形を変えた幸運かもしれない、
ということなのです。
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| 私の事故 |
今から5年ほど前のことです。私は車を運転していました。
後部座席には娘と友達が乗っていました。
私は娘のバスケットの試合の送り迎えをしていました。
後、5分ほどで家に着く。そう思ったときでした。
左の細い路地から左右の確認もしないで急に出てきた一台の車がいました。
間に合わない! ぶつかる!!
そう思った瞬間、男性の大きな声が後頭部から聞こえました。
「アクセルを踏め!!」
男性の声は、大声でそう言いました。
私は瞬時の判断で、アクセルを踏まなくては!!そう思ったのですが、
この状況でアクセルを踏むのが怖くて、思わずブレーキを踏んだのです。
だって、普通、ぶつかる!と思ったら、ブレーキを踏みますよね?
しかし、その判断が間違いでした。
ドガン!!
凄い衝撃がしました。
右の後部座席にその車が衝突したのです。
私は道路に止まると、慌てて後ろを振り返りました。
子供たちは寝ていたようで「今のは、なんなの??」と、驚いています。
私は子供たちに怪我がないことを確認してから、車から降りました。
後部座席のドアが、見事にぐちゃぐちゃにつぶれていました。
こんな状況で、よく怪我をしなかった。良かった。
車を降りてきたのは、結婚式の帰りの若い女性でした。
「あ〜!ぶつけちゃった!やだ〜。どうしよう〜〜。車が大変〜〜!!」
私たちを心配するのではなく、まず自分の車を心配しているのです。
私は本当に呆れてしまいました。
その後、警察に行き事故の事情を説明しました。
そして警察の駐車場から車に乗ろうとしたとき、車の窓に一人の男性が映っていました。
明るいシャツを着た、男性だったと思います。
私が振り返っても、そこには誰もいません。
でも確かに、男性の姿でした。
そして思い出したのです。
アクセルを踏め!!
そう叫んでいた男性の声を。
あのとき、アクセルを思い切り踏んでいたら、ぶつからなかったかもしれない。
私はそう思いました。
ブレーキを踏んでしまったからぶつかったのです。
アクセルを踏んでスピードを上げていたら、きっとぶつからなかったでしょう。
あのときのあの声は誰だったのでしょう?
そしてガラスに見えたあの男性は??
その後、私は事故の後遺症の鞭打ちと腰の痛みで約一ヶ月の間、寝込んでしまいました。
あの時もし、あの声に従っていたらこの事故は防げたかもしれませんね。
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| 不思議な夢 |
京都に行ったのは、2008年2月18日です。
京都で一泊をしたホテルは、ホテルオークラでした。
お部屋はお任せコースでしたので、一人、一泊朝食付き11300円。
ホテルオークラにしてはお安い料金でしたので、お部屋はきっと狭いのだろうと想像していたのですが、なんと用意されたお部屋は南東から北西に窓がある、角部屋でした。
しかも14階!
シャワーブースもあり、お部屋も広くてまるでスイートルームのようでした ラッキーでした。
やっぱり、オークラっていいわ〜
などと、感心してしまいました。
しかも、朝日と夕日が大パノラマで見えるのです。
山々の景観が、壮観でした。
私はそれだけでも、十分に感動してしまいました。
そんな夜のことです。
時間は11時を回っていました。
娘と私は、ベットでずっと本を読んでいました。
なぜか京都に着いたとたん本が欲しくなり、本屋に行き、2人でそれぞれ気に入った本を3〜4冊づつ買ったのです。その後、神社に行き、そしてホテルに帰ってからは買ったその本をずっと読んでいました。
そんな中、急に眠くなりました。
「先に寝るね〜」
娘に声をかけ、私はベットにもぐりこみました。
それから直ぐに、私の脳裏には一人の太った女性がでてきました。
とてもふくよかで、私をみて笑っています。
私がヒーリングをしようとしているようなのですが、その女性はニコニコとして私の手を離さないのです。
「京都に行ってきたのですね〜。いいですね〜。この手は、とても御神気に溢れていていいわね〜。本当にいいわね〜」
と、言っては、私の手を撫でるのです。
初めてのクライアントさんなのに、どうして私が京都に行ってきたことを知っているんだろう?
ああ、ブログを読んだんだ。
そんなことを考えながら、ヒーリングをしようとしますが、その女性は一向に私の手を離してくれないのです。
それどころか、私の唇に触れようとしました。
「神様の御神気いいな〜。神様の御神気を私にも少し分けてください〜」と、言って自分の唇を押し付けてくるのです。
私は慌ててその女性の体を両手で押しのけました。
が、その女性の体が通り抜けてしまい、私はその瞬間、目を覚ましたのです。
「、、、、、、??」
隣のベットでは、娘がまだ本を読んでいました。
「今のは、なに??」
私は辺りを見回しましたが、誰もいません。
でも余りに、リアルな感触でした。
誰だろう?
どこかの神様かな〜?
とてもぽっちゃりとしてふくよかな女性だったけど〜?
最後に、神泉園に寄ったからかな〜?
そんなことを思いましたが、私はそのまま眠ってしまいました。
そしてその日の朝方、私はとても不思議な夢を見たのです。
私は別の世界にいます。
そこがどこなのか、分かりません。
でも、広い座敷の中には平安時代に作られたような見事な美しい調度品と、十二単が展示されるように並んでいます。
私がそこにいて調度品を見つめていると、誰かの声で座敷を掃除して綺麗にするように言われました。
私は言われるがままに座敷を掃除しました。
十二単の衿を合わせ裾を直します。
座敷が綺麗になると、私は襖を開けました。そこにも部屋がありました。
でもその座敷には人が大勢いて、楽しそうに宴を楽しんでいました。
私はこの部屋も掃除をしなければいけないのだと思いました。
「あの〜、ちょっと手伝って欲しいのですが〜?」
と、言っても、誰も見向きもしてくれません。
私は一人でやるしかないんだと思い、座敷の掃除を始めました。
やっと、綺麗になりました。
一息つき、私は次の襖を開けました。
また広く豪華な座敷があります。私は次の襖も開けました。
また座敷があります。次の襖を開けます。また座敷です。
そんなことを何十回か繰り返していますが、襖は延々と私の目にあるのです。
この家は一体どうなっているの?
座敷は、延々とあるような気がしました。
私はこれは一人では無理だと思い、ひとまず一番最初に掃除をした部屋に戻りました。
すると、きちんと掃除をしていたのに、座敷の中は汚れていました。
十二単の襟や裾も乱れていました。
私は慌てて十二単の衿や裾を直し、掃除をしました。
誰がこんな酷いことをするんだろう?
私は、滅入ってしまいました。
それでも私は、飾られている美しい十二単の衿や裾を直し、座敷を掃除して、再び襖を開けて奥の部屋を掃除します。
誰も手伝ってくれる人はいません。
襖を開けても、そこにいる大勢の人たちは楽しそうに宴に興じていて、誰も私の手伝いをしてくれないのです。
でも、私は一生懸命に座敷を掃除して、次の襖を開けます。
でもやはり、襖の奥には次の座敷があり、四方の襖を開けると、また座敷が存在していました。
延々に続いているような気がしました。
もう疲れきってしまった私は、再び一番最初に掃除をした、十二単が飾ってある座敷に戻りました。
するとどうでしょう。
またしても座敷の中は汚れていて、十二単の着物は乱れていました。
あんなに一生懸命に掃除をしたのに、、、。
どうして?
どうして誰も手伝ってくれないの?
私は愕然としてしまって、座敷の隅に座り込んでしまいました。
一体いつまで続くんだろう、、。
私は永遠にこの作業をしているんだろうか?
あの座敷は、一体何処まで続いているんだろう?
私は、自分の何を信じて進めば良いのだろうか?
私は、自分の中の何かがプチっと切れてしまったような気がしました。
そして今までずっと堪えてきたものが雪崩のように自分の中で崩れてしまうのを感じました。
ずっと一人で自分を支えてきましたが、もう支えられませんでした。
心の中の光の柱が、折れてしまったような気がしました。
悲しくて切なくて、辛くて苦しくて、声を上げてオイオイと泣き崩れてしまいました。
そんなときです。
今までは誰も私に気づかず、声もかけてくれなかったのに、突然襖が開いたのです。
襖が開いたところには、一人の和尚様が立っていました。
着ているものもキラキラ光輝くという雰囲気ではなく、袈裟が僅かに黄色の色の着物を着ている和尚様は、とても質素な感じでした。
一見すると、小柄な年老いた和尚様でした。
でも全身からは生気が溢れ、顔はとてもにこやかに笑っているのです。
和尚様は手に、真っ白い筆の毛がとても長くなったようなものを持っていました。
「ほほほ、、、。さてさて、どうした?何を嘆いている?もう降参か?」
そう言って、にっこりと笑いながら、和尚様が私の近くに来ます。
私は和尚様を見つめながら、更に泣いてしまいました。
和尚様は泣いている私を見下ろし、そして言いました。
「そなたでも無理か? やはり無理か、、仕方あるまい」
とても残念そうに、そう言うのです。
私は今のこの掃除が嫌で泣いているわけではありませんでした。
何を信じて進んだらいいのか、分からなくなってしまったのです。
「私は、掃除が嫌で泣いているのではありません。何を信じて自分を律していけばよいのか、分からなくなってしまって、それで泣いているのです。修験者には行があり、学ぶべき師がいます。僧侶には禅があり、はやり道しるべとなる師がおります。でも私には誰もいません。何を信じて自分を律し、何を目指したらいいのか、分からなくなってしまったのです。それで泣いているのです」
私は泣きながらそういいました。
無限に広がる座敷の世界にいて、自分は何を信じていいのか、分からなくなってしまったのです。
きちんとやったつもりでも、帰ってみると、最初の部屋が乱れている。
私の出発した最初の座敷が乱れている。
誰が乱したのかもわからない。
どうして乱れてしまったのかも、分からない。
誰も助けてくれない。
誰にも相談もできない。
そんな中で、私は自分を律する手段が分からなくなってしまったのです。
私の心には不安だけがあって、確かなものが何もありませんでした。
そうしてオイオイと声を上げて泣いている私に、和尚様は言いました。
「今の自分ができることをすればよい」
その言葉に、私は泣くのを止めて、思わず和尚様を見つめました。
「そなたが学ぶ世界は、限りなく広く、そして深い。限りがないのだ」
限りが、ない?
その言葉に、私は体がふわっと浮くのを感じました。
和尚様の凛とした声が響きます。
「限りのない世界で迷ってはならぬ。そなたは、自分ができることをすればよい。自分ができることをするのだ。よいな?今の自分ができることをするのだぞ、、」
何度も和尚様が言います。
私はその言葉に「はい。はい、、」と涙ながらに言って頷きます。
和尚様の言葉は、何度も私の頭の中で繰り返されていました。
「はい、分かりました、はい、、、」
私は何度も返事をして、そのまま目を覚ましました。
私はベットの上で、ポロポロっと涙を流して泣いていました。
今の今まで、和尚様の慈愛に満ちた声が聞こえていました。
まだ、耳に残っています。
私を見守っていてくれるような、無限の愛情に満ちた声でした。
私は涙を流したまま起き上がり、東の山々が見える窓に行きました。
釈迦ヶ岳から朝日が昇る直前でした。
東の空がピンク色に染まり、雲を輝かせて朝日が昇ってきます。
私はその朝日を見つめながら、和尚様に言われたことを繰り返し言葉にしていました。
「自分ができることをすればいい。今の自分ができることをすればいいんだ。無理に襖を開ける必要もなく、今、無限の世界を知る必要もないんだ。今は、私ができることを精一杯すればいい」
自分を律する方法が分からなくなっていた私の淀んでいた心に、今、見ているような美しい朝日が光輝きながら登ったような瞬間でした。
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| 不動明王様 |
初心に戻って、書きたいと思います。
でも私はこのお話を書き始めると、チャネリングをした時のことを思い出して、泣いてしまいます。
私がスピリチュアルカウンセラーさんに前世やガイドを霊視いていただいたとき、はやり主要なガイドに不動明王様がいらっしゃいます、青い成田山のお不動様です。
と言われたのが、不動明王と最初にチャネリングをしたきっかけでした。
その夜、私はお風呂に入りながら、不動明王のことを考えていました。
私の実家では不動明王を信仰し、叔父は修験者でしたので、きっとそうなんだろうな〜と思っていました。
でもお不動様って、怖い神様なのよね〜。
そんなことを考えたときでした。
その映像は、突然私の目の前に現われました。
ゴーゴーと音を立てて地底から燃え盛る炎。
無数の大きな穴が開いている地上。
炎は、その無数の穴から立ち上っていました。
全てを焼き尽くすようなその炎の凄まじさと勢いに、一瞬「熱い!」と感じるほどでした。
炎と巨大な穴以外は、なにも存在しないような暗い光景が延々と続く中、人が沢山います。
本当に沢山いるのです。
一瞬、土の上を歩いている蟻のように見えました。
穴が開いている地底から、炎が燃え盛ります。
その炎から逃げるようにして、人が泣き叫びながら彷徨っています。
その人々を、地底から吹き上げるように燃え盛るってい炎に突き落としている者もいました。
私には鬼に見えました。
まるで、業炎のような炎でした。
黒煙を上げる赤い炎でした。
ここは、地獄なのだろうか?
一瞬、そんなことを思いましたが、私は、物凄いスピードで天空を飛んでいく一人の神様に目を奪われました。
右手に剣を持ち、物凄い恐ろしい形相で天空を飛び回り、そして落ちそうになっている人々を左の手で必死に救っている神様がいました。
それが、不動明王様でした。
あの恐ろしい形相で、炎の穴に落ちそうになっている人々を救い上げ、そして問います。
「改心するか?改心するか?」
不動明王様の問いに、掌に乗った人々は「はい、改心します!」と頷きます。
すると、不動明王様は掌の人々を次々と天に向かって放り投げていきます。
天に放り投げられた人々は、シャボン玉のような球体に守られ、再び「人間」となってこの世に生まれて更生する機会を与えられます。
でのそんな中でも、業火は容赦なく不動明王様の肌を焼いていきます。
じりじりと肌を焼く音がします。
肌は炎に焼ける度に青くなり、茶色になり、そして今のお姿の黒い肌になってきました。
それでも、人々を救うことを止めません。
自分の身を焼いてでも、人々を救うことを止めないのです。
「改心するか?改心するか?」
不動明王様は、鬼追い立てられ、穴に落ちそうになっている人々を左手で救いあげ、右手の剣で鬼を追い払います。
業火の炎に自身の体を焼きながら、それでも罪を犯したであろう人々を救っていました。
「改心します」
そう言って、改心する人もいます。
でも、中には改心すると言わない人もいました。
それでも不動明王様は続けて問います。
「改心するか?」
その問いに「改心する」と答えないと、不動明王は救うことができないのです。
その間にも、穴に追い立てられ、落ちていってしまう人々がいます。
不動明王様は穴に落ちた人々を追いかけ、そして穴に身を乗り出して落ちていった人々を救います。
その大きな掌に乗った人々もいます。
でも、指の間から、指の隙間から、炎の穴の中に落ちて行ってしまう人もいました。
炎が容赦なく、不動明王様の全身に襲い掛かります。
顔を、肌を、髪を炎で焼きながらも、不動明王様は指の間から漏れてしまった人々を救おうと、更に手を伸ばします。
それでも、落ちて行ってしまう人がるのです。
炎の中に落ちて行ってしまった人々。
救うことが出来なかった人人々。
それは決して不動明王様のせいではありませんでした。
人々の数が圧倒的に多いのです。
どうしても、全ての人を救いきれないのです。
そんなときでした。
落ちて行った人を見つめている恐ろしい形相の不動明王様の瞳から、大きな涙が零れました。
ポロポロっと、、、涙が溢れて零れています。
あの恐ろしい形相で、不動明王様が泣いているのです。
切なげに顔を歪めて、涙を流して泣いていました。
穴に落ちてしまった人々の魂の苦しみと悲しみを思い、泣いているのです。
自分が救えなかった人々の魂の苦しみを思い、泣いているのです。
人々の為に、泣いているのです。
私はその涙を流している不動明王様を見て、お風呂の中で号泣してしまいました。
なんという慈愛に満ちた神様なのでしょうか?
私は今まで、こんなにも深い慈愛の神様に見守られてきたんだ。
初めてそのことに気付きました。
私はこんなにも深い愛に、包まれていたんだ。
気付かなかった。
知らなかった。
ずっと、一人じゃなかったんだ、、、。
私は声を上げて、泣き崩れてしまいました。
これが私が一番最初にチャネリングをした時の映像です。
信じる信じないは、皆さんのご判断に任せますね。
その後、私のガイドさんである青いお不動様は、何か私が悩む度に、ボンっと現われます。
でも何もいいません。
何も言わずに、ただ私を見つめています。
一度こんなことがありました。
娘が高校を卒業して、もしかしたら京都に一人で行ってしまうかもしれない、、。そう感じたときがありました。
私も親ですから、子供の独り立ちを喜んであげないといけない。
「好きなようにしていいよ。貴方の人生なんだから」
と、言ったものの、私の心は寂しくて悲しくて、ずっと一緒だった娘と離れなければいけない悲しみに魂が震えてしまっていました。
そんなある日のこと。
私が、娘が離れて行ってしまう悲しみに泣いていたとき、青いお不動様が突然現われました。
最初はとても大きかったお不動様。
でも、シューっと目の前で小さくなってくれたのです。
そして、手乗り不動明王様になってくれました。
私の両手に乗るくらいの、大きさです。
そうしてこうおっしゃいました。
「あまり、嘆くな」
と、私の掌に乗ってくれたお不動様が、初めて言葉をかけてくれたのです。
きっと、私が余りにも泣いて嘆いているものだから、見ていられなくなってしまったのかもしれません。
それで、小さくなって慰めにきてくれたのかもしれません。
私は不動明王様のその優しさに胸がいっぱいになってしまって、掌にいるお不動様を思わず抱きしめて泣いてしまいました。
なんて優しい、慈愛に満ちたお不動様なんでしょう。
私は娘と離れてしまう悲しさと、不動明王様の深い愛に、また涙してしまいました。
その後、娘は東京に残り、私と一緒に住む選択をしました。
その選択が正しかったのかどうなのか、その答えを知るのは、まだまだ先のことになりそうです。
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| 金龍と別の空間 |
最初にお断りしておきますが、今から書く話は実話です。
私が体験したことです。ちょっと(大分でしょうか??)現実から離れていて、頭大丈夫??
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、現実に私が体験したことです。
信じる信じないは、読者の方の自由だと思います。
では、ちょっと昔に戻って書きましょう。
今からそうですね、6年ほど前の夏の終わりのことです。
まだ実家に住んでいた私は、夜の10時頃に犬の散歩に行きました。
私の実家は田舎なので、夜の10時を過ぎるとほとんど人影を見ることはありません。
その日の日中ははとても暑かったので、夜風が涼しくて心地よかったのを覚えています。
暫く道路を歩いていて、ふと、空を見上げました。
空には真っ黒い雲が覆いかぶさるように一面に広がっていました。
私はこんな黒い雲は初めてみたと思い、空を見て歩いていたのです。
そんな私の目に飛び込んできたのが、ぽっかりと穴が開いた空でした。
と、このように説明しても分からないと思いますが、黒い雲が覆っている空間の更にもっと奥の空間に青い世界が存在していたのです。
しかもその空間は、黒い雲とは正反対の、とても綺麗なコバルトブルー色をしていました。
私たちが普段見ている空の、更にもっと奥に、もうひとつの空間があるのです。
そしてその空間は、まるで当然のようにそこに存在していました。
私たちが住んでいる世界とは、全く別の世界が広がっているようでした。
「????」
コバルトブルーの鮮やかな色に目を奪われながら、私は食い入るようにその光景を見ていました。
「あれ。。。。何だろう??」
何度見ても、黒い雲が一面に広がる空のもっと奥の空間に、コバルトブルー色の空間が存在しているのです。
「ふーん。。。。黒い雲の向こうには、青い空が存在しているのね」
私はそんなことを自分に言い聞かせるように呟きながら歩き始めました。
夢でも見ているのかな?
最近、仕事忙しかったから、疲れてるのかも。。。。
内心、そんなことも考えていたと思います。
でも、じっと見ているけど、黒雲の中にコバルトブルー色の空間が存在している光景は変わりません。
「空って。。。。穴が開くんだ。ふーん。。。じゃあ、あの青い空間はどこの空なの??」
まるで宇宙でも見ているような、それほど高く、奥の空間に思えました。
余りにもはっきりと綺麗に見えたので、私は、夜の空の向こうには別の空間があるものなのね、と本気で思い込んでいました。
5分ほど、そんな夜の空の幻想的な別世界を見ながら歩き続けました。
すると、そのコバルトブルーの空の空間に、真っ白い雲が姿を現しました。
「へえー、雲まであるんだ。すごーいい!!」
私は何だか分かりませんが、その光景が楽しくなってきてしまい、胸をワクワクさせていました。この頃から、私が今見ている世界は、現実のものじゃないかもしれない。。。。と、内心で思っていました。
でも、こんなにはっきりと見えるのは、なぜなの??
しかも、真っ白い雲まで出てきた。
黒雲のさらに上には、真っ白い雲が存在しているってこと??
私は色々なことを考えていたと思います。
真っ黒い雲を分け入るようにして姿を現した、コバルトブルーの空間に浮かんだ真っ白い雲。しかも、その真っ白い雲の中から見え隠れするように、何かがいます。
金色に光輝く、紐のように長い何かがいるのです。
私はじっと、食い入るように見ました。
キラキラキラキラ、、、、その物体は金色に光輝いていました。
しかも、その金色の動く物体は二つでした。二つの金色の物体が、じゃれあうように、コバルトブルーの空間を飛び回っているのです。そして真っ白い雲の中で遊ぶように、金色の二つの物体はクルクルっと宙を飛んでいました。
その姿は、おとぎ話に出てくるような「龍」そのものでした。
「あれって。。。。もしかして。。。。。金色の龍??」
このときばかりは私は「嘘でしょ?!!」と、思わず目を疑ってしまいました。
「本当に龍???」
何度目を擦っても、やはりコバルトブルーの空間は存在し、その中の真っ白い雲の中をじゃれあうように二匹の金龍が飛んでいるのです。
私は自分でも信じられませんでした。
私は、今、何を見ているんだろう?
私は、今、どこにいるんだろう?
その光景は本当に美しく幻想的で、この世のものではないような神秘さに溢れていました。
「龍って、やっぱり本当に存在したのね」
私は犬を連れたまま、その美しく不思議な光景を約15分ほど見ていました。
私の視線はずっと、空に向いていました。
歩いて家に帰り、玄関を入る前に振り返ってみても、まだ青い空間は存在し、その空間の中で二匹の金龍がクルクルっと宙を飛んでいます。
私は急いで家に入り、今見ていた光景を親や娘に話しました。
でも、当然ながら誰も信じてくれません。
「本当に龍がいたんだって。青い空があって、そこに龍がいたんだって!!ちょっと見て。。。。」
私は母親を連れて家の外に出て空を指で指しました。
ついさっきまでコバルトブルーの空間があり、そこに金龍が飛んでいた空を。
「どこに??そんなものはないよ?」
母親が言うので、私も見ると、そこは真っ黒い雲が一面に広がる空があるだけでした。
「うそ。。。。さっきまでいたのに。。。。。」
散歩そしている15分間もの間、ずっと、見ていたのに。
私は呆然としてしまいました。
ついさっきまで別の空間があって、そこには二匹の金龍がいて。。。。。。
「そんなことあるわけないって言ったでしょう?全く、何を考えているんだか。そんなこと、外で言ってると、頭がおかしいと思われるよ。。。。。」
母は呆れたようにそう言って、家の中に入っていってしまいました。
誰も信じてくれませんでした。
そりゃそうですよね、誰も信じないですよね。
母親が言う通り、頭がおかしいと思われちゃうよね〜。
誰かに話すのはやめよう。
私はそう思って、この話は心に封印してきました。
そして最近になって、心を許せるほんの数人に話しただけでした。二人は霊能者。一人は普通の人です。霊能者の二人は私の話を全く否定せずに、それどころか私が見た金龍の意味を教えてくれました。
次元が異なる空間、つまり、神階(界)を見たのでしょうと、言っていました。
しかもかなり上の神階(界)を見たのでしょうと。
神階(界)を見る為の、波長が合ったのでしょう。。。。と。
やっぱり私が見た光景は本当だったのね。
何だか、胸の中でくすぶっていたものがやっと開放された。。。。そんな感じでした。
私は、今でも時々あの幻想的な光景を思い出すときがあります。
でも、思い出すだけです。
あの、コバルトブルーの世界に入り込もうとしてチャネリングをすると、とたんに頭がクラクラしてしまって、フッと意識を失いそうになるのです。
神階(界)に入ろうとすると、意識を保っていられないのです。
ですから、私が見た光景が一体何だったのか、あまり考えないようにしています。
それにしても、本当に不思議なことってあるんですね。
あの時、なぜ私はあの光景をみたのでしょうか??
偶然?必然??
その答えを知っているのは、神様だけなのかも知れませんね。
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| 成田山新勝寺 |
2007年12月30日、私は呼ばれるように成田山新勝寺に行ってきました。
私の主要なスピリチュアルガイドの一人が、成田山の「青いお不動様」だと言われたことがありました。私も霊視をされるまでは、心の中で「お不動様だろうな〜」と思っていたのですが、青いお不動様だと言われて、初めて成田山に行ったのは今年の3月のことでした。その時に、青いお不動様と初対面をしたのです。
でも不思議なことに、私には目の前に青いお不動様が生きて、本当に息をしているように見えました。鼓動まで聞こえたのです。
その時に、私のガイドの神様の一人が、この青いお不動様なんだと確信しました。
それから、悩み事がある度に私は成田山へ行き、青いお不動様と心の中で会話をしてきました。
そして年の瀬も迫った30日も、考えるところがあり、お不動様にご相談に行こうと、成田山へ朝から出掛けました。
まずは本堂で「御礼」のご祈祷をさせていただき、その後、青いお不動様に会いにいきました。その時に、不思議なことがありました。
お堂の中に入ろうとしてドアに近づくと、ドアが私が通れるくらいに自然に開いたのです。まるで「お入りなさい」とでも言うように、ドアが自然と開いたのです。
神社巡りをしていて初めてのことでした。
勿論、回りには誰もいませんよ。
自動ドアでもありません。
ドアの前には、私一人でした。
ドアの向こうにも、誰もいません。
私はびっくりして暫く立ち止まって開いたドアを見ていましたが、やっぱりここに来るようになっていたのだわ。と思い、ドアを入りました。
すると、私が中に入ってとたんに、ドアがパタッと閉まりました。
経験したのは私ですが、自分でも未だに信じられません。
青いお不動様の前に座り、私は暫くじっと目を瞑っていました。
そして心の中でお聞きしました。
私はどうしたらいいのでしょうか?と。
すると暫くして、私の心の中にある言葉が浮かびました。
「強くあれ。強くあれ」
強くあれ。
その言葉は私の魂を大きく揺さぶりました。
「真(まこと)の強さには無限の優しさがあり、そして厳しさがある。恐ろしい形相の不動明王に何を望む?何の救いを求めるのだ?」
続けて、そんな言葉が天から降るように心に浮かびました。
私はその言葉を聞き、はっと我に返りました。
ああ、そうなんだ。不動明王様は怖いほど恐ろしい形相をしている神様なのだ。その不動明王様に人々が望むものは、何なのだろうか?
強さなのだ。
ああ、強さなのだ。
厳しさを乗り越えられる、強さなのだ。
そしてその強さと比例するように、不動明王様には無限の優しさが共存する。
陰と陽が存在するように、強さと優しさは一緒なのだ。
全ての人を救おうとする、無限の優しさは、お不動様の愛なんだ。
その愛を知っているから、人はお不動様に縋る。
助けを求める。
そうなんだ。
私は、衝撃を受けたような感覚でした。
ああ、そうだ。私が欲しかった言葉はこれなんだわ。
強くあれ。強くあれ。
その言葉で、私は全ての悩みがふっきれたような気がしました。
自分を信じよ。自分を信じて強く歩め。
私はそれらの言葉を受け止め、暫くその場を動けませんでした。
真の強さとは、無限の優しさである。そして無限の優しさには愛があるからこそ、厳しさが存在する。
私は頂いた言葉を胸に、成田山を後にしました。
悩みが一変に吹っ切れた、一瞬でした。
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